時間って本当に平等に流れているのでしょうか?
楽しい時間は一瞬の内に過ぎるのに、気が重くなる時間は永遠のように感じます。
今回のデートほどそれを実感したときはなかったかもしれません。
こんにちは。
柊ちはるです。
Pairsで出会った松重さんとの記念すべき初デート。
お写真の雰囲気よりも渋かっこよくてお話しも面白くて私のことを素敵と褒めてくれる松重さん。
チョイスしてくれた牛カツのお店もオシャレで美味しくて、すごく幸せなひと時を過ごせました。
でも最初から決めていた通り、私はこのデートで松重さんに自分が既婚であることを話さなければいけません。
会ってからずっと決心が揺らぎ続けてましたが、松重さんの選んでくれたオシャレで閑静なカフェでちゃんと話すことにしました。
松重さんとの初デート後編です。
松重さんにカミングアウトした私のこと
松重さんに連れてってもらったカフェで私はゆっくりと一つ一つ話をしました。
- 職場の同僚に影響されてマッチングアプリを始めようと思ったこと。
(不倫ブログに憧れて…とはさすがに言えませんでした) - 結婚しているのにどうしてもマッチングしてみたくて独身と偽って登録したこと。
- 松重さんからいいね!してくれて本当にうれしかったこと
- 見た目も渋かっこよくてとても好みであること
- メッセージのやり取りも今日会ってからのやり取りもすごく楽しかったこと
- ずっとやり取りを続けたい気持ちもすごくあるけど、同じくらい松重さんをだまして時間を奪ってしまうことに罪悪感を覚えてしまったということ
- 本当は会わずに事情を話して別れたほうが良かったかもしれないが、メッセージのやり取りをしていく中でどうしても会いたい気持ちが抑えられなくて今日約束をしたこと
- 著しく自分勝手ではあるけれど、今日1日楽しく過ごして明日からは別々の人生を歩んだほうがいいということ。
松重さんは話している間、驚いた顔をして、怒った顔をして、悲しんだ顔をして…。
でも途中からは穏やかな顔つきで私の言葉を受け止めてくれていました。
松重さんの答えは…
松重さんはふぅーとひとつ大きく息をつくと、しばらく黙ってしまいました。
時間にしたら多分そんなに経ってなかったかもしれませんが、私には永遠に近い時間に感じました。
そして松重さんは口を開きこんなことを話してくれました。
松重さん「今色んな気持ちがある。
でもとりあえず正直に話してくれたのは嬉しかった。ありがとう。
自分が同じ立場だったら怖くて言えないと思う。」
松重さん「でも同時にやっぱり騙されていたのはショック。
それ以上にショックなのは僕もメッセージのやり取りとか短いけど今日の時間も含めてすごく楽しくて一緒にいたいって思ったから。
それが叶わなくなるのはやっぱりすごく悲しいです。」
松重さんから「叶わなくなる」と言った瞬間に、ああ、やっぱりそうだよな、と思ってすごく泣きそうになりましたが、ここで泣くのは本当に自分勝手だと思って踏みとどまりました。
神社を散歩しながら松重さんの恋愛遍歴を聞く
その後、今日1日は予定通りすごそうということになり、神社に行きました。
ここは神社そのものも荘厳でいい雰囲気なのですが、周辺の神社につながる道がすごく落ち着いて歩ける雰囲気で良い感じです。
自然豊かな道を「落ち着くね~」「癒されるね~」とまったり喋りながらテクテク歩いていきました。
先ほどの私のカミングアウトで雰囲気が悪くなることを覚悟していましたが、松重さんが気を遣ってくれて、嫌な雰囲気にならないようににこやかに話してくれました。
やっぱり…すごく良い人なんだよね…
そうしてゆっくりと散歩しながら、松重さんの口からポツリ、ポツリとこれまでのマッチングアプリの活動について話してくれました。
松重さんは半年くらいマッチングアプリをやっているものの、なかなかこの人だ!と思う女性に会えなかったそうです。
私の前に2人とマッチングして、そのうちの一人は性格…というか言動がちょっと危ない人で1回会ってすぐ終わりにしたそうです。
もう一人はなかなか良い感じだったのですが、相手の方が同時並行で何と4人の方とお付き合いしていたそうです。
また、その方は独身ではあるもののお子さんも3人いてその点も隠されていたそうです。
そのことを3回目のデートでホテルに入った時(初めてのホテルだった)でカミングアウトされて、この人もやばい人だと思ってそのままお別れしたそうです。
松重さん「そんな中でちはるさんはメッセージのやり取りからしっかりした方だなあと思いましたし、
今日会っても短い時間ですけれど、誰よりも凛として話してて楽しくて一気に惹かれました。
結婚なさっているのは残念ですけど、でもその誠実な感じもやっぱりなあって感じでした。」
私「ありがとうございます。まぁだましていた時点で誠実ではないのですけどね」
松重さん「ははは、確かに(笑)」
ここで松重さんが笑ってくれて本当に助かったと思いました。
松重さん「それに…。正直見た目もすごくタイプだったので余計残念です(笑)」
私「もぉ~。ここにきてまだそういう嬉しいこと言いますか(笑)」
マッチングアプリのカミングアウトも含めて、多分もう未来がないからこそ松重さんも軽口っぽく逆に口が滑らかになった気がしました。
ディナーはオシャレな和風居酒屋
ディナーはオシャレな和風居酒屋な感じのお店でした。
私自身夜は早めに帰らなければいけない、と予め伝えていたこともあってか軽く飲んで食べる、って感じでした。
中々表現するのが難しいのですが、和風な感じもありつつ、IT企業のオシャレなオフィス内にあるようなちょっとサイバーティックな感じの雰囲気もあり、不思議なお店でした。
そこでは京野菜を使ったおばんざいやおでんを中心に頼みつつ、日本酒を頂きました。
もちろん酔い過ぎないようにほどほどに、ね(笑)
おばんざいはゆず風味に味付けされていてとっても上品な味がしました♪
京野菜のおでんもおつゆが良く染み込んでいてとっても美味しい!
出汁も薄味な感じでいつも食べてるおでんとはまた違ってさっと食べて出る予定だったのに結構な品目を食べてしまいました(笑)
お出汁はもう水筒に入れて持って帰りたいと思いましたね(笑)
日本酒との組み合わせもすごくよくて幸せ指数マックスでした。
松重さんと私も良い感じに酔っぱらい、また逆にもう友達として開き直る感じになったので、50代あるあるとして体の調子が悪いとかの話をしたり(笑)
若い時に流行したものの話とか最近はまってるドラマなんかの話をしたりして楽しく過ごしました。
むすび:松重さんとの関係は終わった…よね?
そんなこんなで時間が来たので、代行タクシーを呼んで駅まで送ってもらいました。
もちろんさよならのハグなどもなくお別れです。
電車に乗ってしばらくたってから松重さんからLineで
「今日はとても楽しかったです!ちはるさんとお付き合いできないのは残念ですが、でもこの年になると友人もなかなかできないので、これだけ気の合う友人が出来たというのも僕にとってはすごく嬉しいことでした!
また機会があれば、飲んで喋りましょう(笑)」
ときました。
私も「今日はありがとうございました!嘘を言ってしまっていて本堂にごめんなさい。
でも私もすごく楽しかったので、勝手だとは思いますがぜひ友達としてお付き合いしてくれると嬉しいです!」
と返事しました。
その後、松重さんはなんかよくわからないキャラクターが「OK!」って言ってるLineスタンプを送ってきました。
それで私もありがとう!と言ってるキャラのスタンプを送ってやり取りが終わりました。
これで松重さんとのデートは終わりです。
初めてのマッチング相手との本気のデートは1回で終わった…。
…はずだったのですが、この後私も予想だにしない展開をしていくことになります…。
ということで松重さん編はもう少し続きます。
私はいわゆる”不倫”の恋をしています。
世間一般の目からすれば歓迎されないこともわかってる。
倫理的に追い求めちゃいけないこともわかってる。
だけど…。
私は今、恋をかなえることが出来て本当に幸せだし、自分自身も満たされて周りの人にも優しくなれて…。
アラフィフになってもう何もかも諦めた人生から生まれ変わったような瑞々しい日々を過ごしています♪
そして…
そんな私の恋を叶えることが出来た大きな要因の一つが”電話占い”だったんです。
今まさに訳あり恋愛で苦しんでいる方はもちろん、自分の気持ちに整理がつかない人やこのまま今の恋愛を進めて大丈夫か不安な人…。
辛いですよね。
孤独ですよね。
色んな気持ちに挟まれて身が張り裂けそうな日々を過ごしてるのも知ってますよ。
だから頼れるものは全部頼ってほしいんです。
私が電話占いを頼った時の体験談、置いておきますね。
私は訳あり恋愛経験者として、あなたの恋を全力で応援するし、後悔してほしくないって思います。
私の経験が少しでもあなたの役に立てればこれほど嬉しいことはないです。