ミスターポテト

【後編】ミスターポテトと初不倫デート。まさかのデートスポットチョイスも意外と楽しかった(笑)

ミスターポテトデート後半

不倫をしているとよく『普通』という言葉に苦しめられます。
そもそもスタートからして『普通』不倫はしないものですからね。

だからそんな普通を目にするたびにすごくモヤモヤしたりいらだったり…。
普通って嫌だなあと思っていました。

でも知らず知らずのうちに私も普通を男性に押し付けていたのかもしれない。
ミスターポテトとのデートではそのことを思い知らされたような気がします。

こんにちは。
柊ちはるです。

PCMAXで知り合ったミスターポテトとの初顔合わせ。
写真とは印象が違いまくるイモ洗い坂係長似の彼に面食らったまま、彼イチオシのハンバーガー屋さんでランチを食べる私たち。

ですが、ハンバーガー屋さんと言ってもオシャレで美味しく、彼があまりにも幸せそうにポテトを手づかみする様子を見て段々笑えてきました。

そんな私をさらに笑わせようとーーー
したわけではなく、ミスターポテトは極めて真面目なのですが、ランチ後のデートは思わぬ場所でした。

そして思わぬ場所に行った後は、正直すぎる彼の思いを打ち明けられて恋心とは違う不思議な感情が私の中に芽生えるのでした。

ミスターポテトと玉転がし

「ちはるさん!ストライクです!」

ミスターポテトの活き活きとした声が響き渡ります。
あんなにメッセージでは受け身な感じだったのに、会って時間が経てば私のことをこんな風に堂々と好き(ストライク)と言ってくれるなんて…。

柊ちはる

ミスターポテト、ギャップもあってなかなか興味深いヒト…

…っていう訳じゃないんだよなあ、なんて考えてたらまた私が球を投げる番になっていました。

そう。ミスターポテトはランチが終わった後、私をボウリング場へ連れてってくれました。

「女性と二人でボウリングするのが夢だったんですよー!」とニコニコしながら、自分の顔と同じくらいの大きさの球を持ち上げるミスターポテト。

しかしその体に似合わず、かなり綺麗なフォームから投げ出された球は吸い込まれるように1番ピンに当たり、そのまま全てのピンをなぎ倒していくのでした。

確かにミスターポテトの自己PRにはボウリングが趣味と書かれていました。
そして趣味と書くだけあってミスターポテトのボウリングはかなりうまかったです。

自分が得意なボウリングをやって見せることによって「かっこいい!」と思われるに違いない。
こんな微笑ましい戦略を組み立てていたのですね。

私も最初ボウリングに連れていかれた時は唖然としたものの、なんだかもう1周回って今の状況が笑えてきてだんだん楽しくなってきました。

私はボウリングって得意じゃないし、そもそも今まで人生でボウリングをやった回数も5回あるかないかくらいです。
最後にやったボウリングは10年前でしたからね。

でもミスターポテトは自分がボウリングをするのがうまいだけでなく、教えるのもなかなか上手でした。

レーンの手前にある印(名前忘れました…)の1番目と3番目の間に向かって投げるといいよ!と教えてもらい、基本的なフォームを教えてもらうとなんとストライクを取ることが出来ました!

柊ちはる

まぁストライク取ったの1回だけだったけど…。

でもそんな嬉しい初ストライクもあって、なんのかんのでボウリングは楽しめました(笑)

カラオケルームで打ち明けられるミスターポテトの気持ち

ボウリングが終わって次はどうしようかとなったのですが、実はミスターポテトのプランではディナーの予定でした。

でもまだ全然時間が早い…。
実はミスターポテトは4,5ゲームくらいやろうと思っていたらしいのですが私が久々のボウリングで腕が限界になってしまい…。
2ゲームで終えてしまったからです。

こっからカフェとか探すのも大変かな、と思ったのでボウリング場に併設されているカラオケルームで少し時間を潰すことに。

私はもうこの時点で(というか最初会った時から)恋心みたいなのはなかったのですが、逆にミスターポテトという人間への興味が沸々と湧いてきていました。

だから正直話を聞きたかったというのもあり他の人が周りにいないカラオケルームは都合よかったです。

それぞれドリンクバーで飲み物を調達しつつ…。
カラオケルームについて早々「ボウリング楽しかったねー」と会話の先端を切る私。

とりあえず先に喋っとかないと、ミスターポテトの性格からしてどんどん曲を入れちゃうに違いありません(笑)

ミスターポテト「ですねー!僕もめっちゃ楽しかったです。ちはるさん上手いから練習したら大会で入賞できますよ!」
「大会って何(笑)」

ミスターポテトは別に笑わせるつもりはなく真面目に喋っているのに、その真面目さが妙にツボります(笑)

「ポテトさんってすごく良い人そうで、出会い系に登録してる感じもしないからすごいギャップがある。なんで登録したの?」

ミスターポテト「ええっと…」

そんな感じでミスターポテトは正直に(正直すぎるくらいに)答えてくれました。
ついでに「なんで私を選んでくれたのか?」ということも聞いてみました。
曰く

  • 本当にモテなくてなんとかしたくて最近PCMAXに登録した(Pairsなど他は知らなかった)
  • 今までの人生で女性とデートするのも数えるほどしかなかった
  • (私を選んだのは)見た目も綺麗だと思ったが、自分もまずはお話しして
  • ゆっくりと進めたいと思った&年上だからリードしてくれると思った
  • ネットでまずは女性になれることが大事だと思ったので会いやすさ重視で選んだ

というようなことをしゃべってくれました。

直接言わなかったものの、ミスターポテトはどちらかというと私とどうしても付き合いたいからマッチングしたというよりも…。

とりあえず会ってくれそうで、しかも安全そう(変な業者でもなくイケイケな感じでもなく)だから会ってみたいと思った、って感じだったのがにじみ出ていました。

柊ちはる

まぁ一言で言うと…練習台?(笑)

ただ、私はそんなミスターポテトに嫌悪感は全く抱きませんでした。

ミスターポテトは良い人なんです

私はミスターポテトとのメッセージのやり取りや今日のデートを振り返って、恋愛相手としては響かないけれど、人間的にはかなり好きになっていました。
マッチングアプリに登録した理由や私を選んだ理由もミスターポテトなりに正直に語っていてすごく印象が良かったです。

そう、ミスターポテトは最初から最後まで誠実で一生懸命なのです。

ぶっちゃけ、結婚相手にするならミスターポテトのような人は良いと思いました。
確かに見た目はイマイチかもしれませんし、ふしゅーふしゅーって言ってるし、デートのセンスもないのかもしれない。
その気真面目さにイラつく場面もあるのかもしれない。

でも人柄の良さは会ってすぐにわかるのですから。

だからむしろミスターポテトは会社の同僚とかじゃなくて、Pairsのような真面目なマッチングアプリをやるべき。
それで最初の導入がメッセージのやり取りから始まって後はデートをするような流れになれば、意外ととんとん拍子でお相手が出来るんじゃないかと思いました。

だけど同時にやっぱり私が求めている相手とは違うな、と思いました。
私はもっとドキドキする恋愛がしたい。
ミスターポテトはドキドキするよりも落ち着いちゃう相手でした(笑)

柊ちはる

ミスターポテトはマスコットキャラクターみたいなんですよね(笑)

むすび:母親のような気持ちに…

カラオケで話したり、少しだけ歌ったりしつつ、時間が来たのでディナーに向かいました。

ディナーは…お寿司屋さんでした。
また良い意味でミスターポテトっぽくなくていいですね(笑)

回転ずしよりはちゃんとしていて、でも高級割烹よりは入りやすくて…。
ピンと来ない人もいるかもですが「すしざんまい」さんに雰囲気が近い感じのお店です。

お寿司をつまみつつ…
「ポテトさん、私はポテトさんすごく良い人だからポテトさんが思ってるよりもずっと簡単に素敵な人と巡り合えると思う。私今日1日しか会ってないけど、ポテトさん良い人なのすごくわかったから。また私で良ければ相談相手にもなるしデートの練習相手にもなるよ(笑)」

ということを伝えました。

ポテトさんは「そうなんすかねー。いい人いますかねー。」なんて言いながら美味しそうにお寿司をつまんでいました。

なんというか私はもう母親のような気持ちになっていました(笑)
ドキドキはしない分、私もリラックスしてミスターポテトと向き合うことが出来ていました。

そうしてお寿司をつまみ、デートも終わりの時を迎えようとしていました。
別れ際、
ミスターポテト「僕、本当に今日楽しかったです。ちはるさんが良ければまた一緒に遊んだりしてください」

「オッケー!私もなんか凄い楽しかった(笑)癒し系の友達が出来たよ(笑)ポテトさんの女性慣れに役立てるなら私も協力するからまた声かけてよ(笑)」
と会話を交わし…

何かよくわからないけど、お互いがっちりと握手をしてバイバイするのでした(笑)

こうして私にとっても忘れられないミスターポテトとの初デートが終わったのでした。