既婚男性(堤さん)との恋愛

既婚の元彼と復縁のための話し合い 素直な気持ちを伝えるも雰囲気重く…(堤さん43話)

既婚の元彼と復縁のための話し合い

堤さんと復縁したい!と思って占い師さんを頼り、連絡のタイミングとどんな風に連絡したらいいか、を教えてもらいました。

実質半年以上会ってなくて、彼からのメールも私の方が放置しちゃってたっていう最悪な状況で、ここから復縁出来たらもう本当に奇跡だな、って感じです。

そもそもその前に

堤さんが私のメールを読んでくれる奇跡。
読んだ後に返事をくれる奇跡。
返事をしてさらに会ってくれる奇跡。
会った後に素直に会話してくれる奇跡。

という4つの奇跡を起こさなきゃいけないし、話した末に復縁を考えてくれるかもわかりません。

でも占い師さんのおかげもあってか、なんと3つの奇跡までは起きて会ってくれることになったのです。

会ったら泣いちゃうかもしれないけれど、でも泣いて困らせて呆れさせたらもう復縁は出来ない。

だからちゃんと歯を食いしばって、自分の素直な思いをしっかり堤さんに伝えよう、と思って堤さんに会いに出かけました。

穏やかだけどほとんど笑みはない堤さん

堤さん

柊さん、お久しぶりですね

久々に会った堤さんは穏やかな雰囲気はそのままに、けれど少し痩せたようにも見えました。

わかっていたこととはいえ、「ちはるちゃん」ではなく「柊さん」と言われたことは少なからずショックなことでした。

心のどこかで会うまではどこかツンツンとした感じだとしても、
会ったらお互いに気持ちが高ぶってきつくハグし合う…みたいな展開も期待してはいたのですが、早々に打ち砕かれてしまいました。

「お久し…ぶりです」

私もつい敬語で返してしまい、なんだか会って早々車内に重い空気が立ち込めてしまいました。

やばい、このままだとどんどん暗い感じで復縁どころじゃない…!

と、焦ってしまった私は

「堤さん、なんか痩せられましたね。お体大丈夫ですか?」

と聞いてみたのですが

堤さん「大丈夫だよ。ありがとう」

と静かに言ってそれきり。
何だか余計に重い雰囲気になってしまったような気が…。

柊ちはる

余計なこと言っちゃったかな…と自己嫌悪モードになりかけましたが、反省は後!今に集中!と自分に言い聞かせました。

口調こそ穏やかだけど、会ってからずっと硬い表情のまま、私を乗せて堤さんは黙ってハンドルを握ってどこかに向かいました。

コンビニによって飲み物を買い、周りに人がいない静かな場所へ

堤さんは途中コンビニによって「なんか飲み物買おうか」と言って、お店の中に入っていきました。

私も後をついていって、飲み物を手に取ると、堤さんは飲み物をサッと私の手から取って

堤さん「これでいい?買ってくるね」

とレジに向かい私の分と合わせてお勘定を済ませてしまいました。

「ありがとう。なんか…悪いね」

と言ったら

堤さん「これくらいはいいよ」

と言って、ちょっと笑ったようにも見えました。

柊ちはる

こんな時だけどこの時の返事が敬語じゃなかったことは嬉しかったです

そしてまた車を走らせると段々静かなあまり人気のないような場所になってきて。

少し開けた場所に出たかと思ったら堤さんは車を止めました。

そして

堤さん「お店の中だと話しにくいだろうし、今日は車の中でいいかな?」

というと、私に話をするように促してきました。

一つ一つしっかり話した…つもりです

そこから私は堤さんに一つ一つ自分が思っていることを伝えました。
占い師さんが言った通り『素直』に伝えることを意識して。

  • コロナで会えなかった時に寂しさもあったが、会えないことを当たり前に受け入れていたこと。
  • その生活が続きすぎたことで、会えなくても大丈夫な自分がいたこと。
  • 堤さんから別れを切り出された時も自分も正直別れてもいいのかもって思ったこと。
  • でもいざその別れを受け入れようとすると、どうしても別れていいという文字を打てなかったこと。
  • コロナが落ち着き好きな人と自由に会っていいって状況になった時、堤さんともう会えない事実の重さを今更ながら思い知ったこと。
  • 堤さんのメールはもう別れを告げるような感じで返信したら本当に終わっちゃうんじゃないかと思ったこと。

そして…。
自分勝手なことはわかっているけれど、やっぱり堤さんともう一度付き合いたいということ。

重い雰囲気に押しつぶされそうになりながら。
でも今伝えることに遠慮していたら、この先一生後悔すると思って。

ゆっくりと一つずつ心の内を話していきました。

堤さんの反応は…

堤さんは私の話をずっと静かに聞いていました。

時折自分の買った飲み物を飲んで、運転席に深く腰掛けたり、少し前のめりになってハンドルを持ったり…。

そんな動きはあったけれど、でも特に何か言葉を発したりすることはなかったです。

柊ちはる

言葉の反応がない事はめげちゃいそうでしたが、頑張って喋りました

そしてそのまま私の言葉を聞き終わると…。

一言「そっか…」と言って、またしばらく黙ってしまいました。

そしてしばらく沈黙の時間が続いた後

堤さん「帰ろっか」

と一言言ってまた車を走らせました。

帰り道はやっぱりお互い何もしゃべりませんでした。

むすび:やれることはすべてやった。後は流れに身を任せる

帰りの駅の近くまでつきました。
結局私の言葉に対して肯定も否定もなく、です。

堤さん「今日は会えてよかったし、言葉を聞けて良かった。
ごめんね。ちょっと今何を言っていいかわかんないから、また言葉がまとまったら何か連絡する」

そういって今日の所はお別れです。

また連絡する、と言ってもその返事が来るかどうかはわかりません。
そのまま返事せずにもう一切言葉を交わさない可能性だってあるし、堤さんのメールを無視した私は仮に返事が来ないとしても腹を立てる権利なんてありません。

でもそういった不安を出さないように、最後はしっかり笑顔で

「わかった。待ってるね。今日はありがとう」

と言って、堤さんの車を降りました。

やれることはすべてやりました。
もう半年以上会ってなかった状態から、こうして会って思いを話せること自体がもうすでに奇跡なのです。

後は流れに身を任せて、何かが起きるのを待ち続けるだけです。