既婚男性(堤さん)との恋愛

堤さんと2回目のデート 少しドキッとしたことも言われたけど…(堤さん第六話)

堤さん第六話

前回のデートで「機会があったらまた誘います」的な社交辞令でもうこれは脈なしかな、と思ったのですが…。
翌日からもやり取りは続き、やり取りの流れの中で割とすんなり2回目のデートを迎えることが出来ました。

また会ってくれるというのは一応異性として意識してくれているのか。
あるいは友達付き合い的な延長線上なのか。
堤さんのこれまでの言動を見るとまさに”友達以上、恋人未満”って感じがしてヤキモキしてしまうのです。

とはいえ2回目のデート。
楽しみには違いありません。

穏やかなお天気と穏やかな街の中で穏やかな堤さんとデート

お天気も快晴で気持ち良い風も吹いている絶好のデート日和

今回は前回のような街中ではなく、少し郊外の自然が多いエリア。
平日ということもあって人通りもかなり少なく、静かで穏やかです。

堤さんは今日も渋カッコいい感じで、待ち合わせ場所に表れて車から降りてきた時はなんかちょっとドラマのワンシーンのような感じにも思えました。

堤さん「やぁー、今日はかなり気持ち良い天気ですね。
ピクニックでも良かったですね」

「堤さんピクニックとかされるんですか?意外ですね」

堤さん「いえ。全然しないので憧れてるんです。」

「ピクニックに憧れてるんですか?(笑)あ、でも確かにもう何十年もピクニックってしてないですね。じゃあいつかその憧れも叶えたいですね!」

堤さん「いいですねぇ~。でも今日は美味しい鶏肉食べに行きましょう」

と、こんな感じで挨拶をしつつ、早速お昼ご飯に向かいました。

古民家風和食屋さんで親子丼を食べる

堤さんが連れてってくれたのは古民家風で落ち着いた感じの和食屋さん。
路地裏という訳ではないけれど、少し街はずれにあり、なるほどこれは知る人ぞ知るお店なのかも、って思いました。

古民家風と言っても清潔感があります。
2階に案内してもらったのですが、綺麗な畳の小部屋に四角く切り取られた窓があり、そこから青々と茂った木々と見え、涼しい風がそよそよと入ってきて、すごく素敵な空間でした。

「なんか絵画になりそうな素敵なお店ですね!
堤さんはこういう和モダンな感じにも精通してるんですね」

堤さん「へへ、そうでしょう、へへへ」

となんだかすごく上機嫌になってくれました(笑)

さて、このお店は鶏肉料理ということで夜は焼き鳥がやっぱりメインみたいですが、お昼はどんぶりやチキン南蛮定食なんかがメインみたいです

私はトロトロ卵の親子丼を注文したのですが…。
来た親子丼を見た第一感想が「綺麗!」です。

卵がキラキラ輝いていて、ふんわりと甘い香りが漂います。
一口ほおばると鶏肉の旨みが口いっぱいに広がって、その旨みと卵が共演状態になります。

また、お肉もプリプリで柔らかくてすんごく食べやすい。
ただホカホカで熱かったので、「あふい、あふい」と言いながら食べちゃったのがちょっと恥ずかしかったです(笑)

堤さんは焼き鳥丼みたいなのを頼みました。
今回もシェアしたいと思ったけど、やっぱり言えませんでした(^^;

そんな感じで平日の昼間からすごく素敵な空間で堤さんとランチを頂くことが出来たのでした。

森の小道で散歩していたらドキッとすることを…

お昼ご飯を食べた後は、近くの森の中の散歩コースみたいな所があり、そこをゆっくり歩くことにしました。

お天気も良くて、日差しもそれほど強くなかったので、すごく気持ち良く歩くことが出来ました。

「堤さんってアウトドアとインドアどっち派ですか?」

堤さん「僕はインドアですねぇ~。キャンプとかバーベキューとかあるいはスキーとか海水浴とかはあんまり好きじゃないですから。
でも散歩とかウォーキングとかドライブは大好きなので、ああいうお店だったりこんな散歩道なんかは良く知ってますよ(笑)」

「インドア兼ユルめのアウトドアって感じなんですね(笑)
でもこうした気持ち良い散歩道をたくさん知ってるのは素敵ですね。
他はどんなところを歩いたことがありますか?」

堤さん「そうですねぇ~。県内もたくさん歩いたし、県外もたくさん歩きましたね。
例えば県内だと…」

と、こうしてまぁ他愛もないと言えば他愛もない話をしながらテクテクと歩いていきました。

そしたら途中、同年代くらいの夫婦とすれ違ったんですね。
で挨拶をして通り過ぎたんですけど…。

その後に堤さんが

堤さん

僕らも多分夫婦みたいに見えてるんですかね(笑)結構自然な感じで歩いてますもんね

と言ってきて…。

私は3秒くらいフリーズしました。

え、これはどういう意味で言ってるの。
それわざわざ言うってことは私のことちゃんと異性として意識してるってこと?
っていうかこれなんて返せば…。

と色々迷った挙句
「ですね~(笑)」
という一番面白くない返しをしてしまいました…。

柊ちはる

とっさに気の利いた返しが出来ないのが私のダメな所です…。

むすび:最後に少し突っ込んでみるものの…

お散歩道を歩いたところで、小さなショップみたいな所がありソフトクリームも販売していたので、食べることにしました。

実は私アイス大好きです(笑)

で、食べながらさっきの夫婦発言少し突っ込んでみようと思ってすごく思い切って
「奥様とはこういう風にお散歩したりソフトクリーム食べたりしないんですか?」と聞きました。

そしたらちょっと苦笑いのような顔を浮かべて

堤さん「妻は…こういうことは全然興味ないんです。
悪い人じゃないんですけどね。まぁちはるさんとは真逆な人ですよ。
ちはるさんはどうですか?」

「私は、全然ないですね。まぁ堤さんと真逆の人なので(笑)」

堤さん「そうですか。じゃあ、僕らの需要と供給は一致してるのかもしれませんね」

と…。
これまたなんともフワッとした会話で終わってしまいました。

堤さんはこれまでのやり取りなんかを見る限り、私と夫ほどは夫婦関係が崩壊している、という訳ではなさそうなのですが、奥さんと方向性が違う的な言い回しをしていました。

ただ、だからといって私に対して恋人的に思っているかというと微妙と言うか…。
大事な友達になれるよね、くらいのニュアンスに設け取れて、なんかやっぱりよくわからない、という感じでした。

堤さんと過ごす時間はやっぱり楽しいです。
私が求めていた時間の過ごし方にかなり近いです。
でもやっぱり恋愛的なちょっとドロッとした生々しさも求めているので、その辺堤さんがどう思ってるのかなー、って感じです。

何はともあれ、2回目のデートも全体的にはすごく楽しく終わりました。